トップ > 調査業務 |
■□ 調査業務のご案内 当社では、JFシェルナースの開発等で培った調査技術を活用し、漁場環境調査や水生生物調査、各種潜水作業など水域における多様な調査・作業業務を行っています。お気軽にお問い合わせください。
■□ @潜水目視調査 <魚介類蝟集状況>
人工魚礁や天然漁場などに蝟集する魚介類について、潜水目視により魚種、大きさ、個体数、行動等を記録し、適宜写真、動画撮影を行います。得られたデータを元に魚類の推定重量を算出し、下表のような一覧表を作成することができます。撮影した写真・動画は、お客様のニーズに合わせて写真帳や編集を行います。
<海藻類植生状況>
造成藻場や天然漁場における海藻草類の植生状況について、潜水目視により海藻草類の種、植生密度・被度、藻長等を記録し、適宜写真撮影を行います。サイドスキャンソナー調査などによる分布範囲の調査結果などと合わせて、藻場の分布面積や海藻草類の総本数などについての分析も可能になります。
■□ AROV(水中ドローン)調査 小型ROV(水中ドローン)を使用し、一般的な空気潜水では調査が行えない大水深帯(水深150mまで)を含む目視観察調査、写真・動画撮影を行います。撮影中の画像は陸上でも見られるため、リアルタイムによる水中映像の提供が行えます。
■□ B漁獲調査 人工魚礁や天然漁場を対象に、一本釣りや刺網などを使用した漁獲調査を行います。刺網や旋網は潜水によって操業することも可能で、対象とする構造物などにおける精度の高い捕獲データを得ることができます。
■□ C生物採集調査 潜水士により、水中における付着生物、底生生物、プランクトンなどの最終を行います。藻場等においては、かぶせ網(特許第4445440号)による魚介類稚魚、海藻類の定量採集が可能です。
■□ D水質・底質調査 多項目水質計、セッキー版、pH計、ORP計などの測定機器により、水温・塩分・クロロフィル・濁度・溶存酸素(DO)の鉛直分布や透明度、水素イオン濃度(pH)、酸化還元電位(ORP)等の測定を行います。また、底質(コア)採取など潜水をともなう底質・水質の採取にも対応します。
■□ Eサイドスキャンソナー調査 サイドスキャンソナーを用いて海底探査を行うと同時に、備え付けられたGPS搭載の魚群探知機により簡易深浅測量や漁場に蝟集する魚群分布、藻場分布などを調査します。潜水調査やROV調査と組み合わせることで、様々なニーズに応える調査が可能となります。
■□ F海底地盤強度調査 表面が軟泥質の海底に魚礁等の構造物を設置する場合には、構造物の即時沈下が懸念されます。当社が所有する測定器では、構造物設置予定箇所におけるピンポイントでの即時沈下量の測定が可能で、このような場所における漁場造成等の事前調査に活用しています。
■□ G漁場利用実態調査 人工魚礁等の効果を検証する手法の一つとして、標本船調査があります。任意に選定した標本船における漁獲日誌や水揚台帳などの記録から、対象とする漁場における漁獲量や水揚げ金額、CPUE、漁獲原単位等を推算し、漁場造成における効果を検証します。
■□ H海藻草類の移植 養浜や埋め立て工事などで消失するアマモ場の移植や藻場造成のための母藻移植、種糸取り付けなど、漁場調査等で培った技術を応用することでお客様のニーズに合わせて対応します。
■□ I船舶調査 船舶中間検査及び売買時等に実施される水中検査を、日本海事協会(NK)、ロイド船級協会(LR)の認定を受けて実施します。その他プロペラ研磨、計測、清掃作業等を行います。
■□ Jその他 上記のほかにも、漁港や港湾などの施設を対象としたストックマネジメントに係る潜水調査や港湾工事等に伴う海底での磁気探査、鋼構造物の浸透探傷試験など、様々な調査・作業に携わっております。
|